圧迫面接を受けた際は、なるべく落ち着いて明るい対応を心がけましょう。圧迫面接は多くの場合、受験生に「ストレス耐性があるか」、「臨機応変な対応ができるか」を判断するために行われています。ここでは圧迫面接への対応方法について紹介します。
圧迫面接への対応方法を身に付けるためには、事前にシミュレーションをしておくことが大切です。そのためにも、圧迫面接でよくあるパターンを覚えておきましょう。
圧迫面接によくあるパターンで、質問されたことに対して答えても、すべて面接官に否定されてしまうというものがあります。さまざまな質問を想定して用意してきた回答を面接官に否定され、頭が真っ白になり黙ってしまう受験生は少なくありません。こうしたケースでは、否定された後の対処方法を面接官はチェックしています。そのため、焦って黙ってしまうのではなく、めげずに自分の意見を伝えることが大切です。ただし、面接官の否定の言葉に対して意見を述べる際は、「おっしゃる通りです」、「ご指摘の通りです」などの言葉を挟んでから、「しかし」と話を続けるよう心がけてください。
圧迫面接では、嫌な質問ばかりをしてくる場合もあります。こうした質問では、嫌な質問をされた時の表情や態度などがチェックされています。嫌な質問ばかりが続くと、大半の人が表情や態度に気持ちが表れるものです。眉間にしわを寄せたり、姿勢を悪くしたりすると、面接官に悪い印象を与えてしまいます。嫌な質問だと感じたときは、焦らずに深呼吸をしてみましょう。嫌な場面でも、気持ちを整えることができるのでおすすめです。このようなケースでは、どれだけ笑顔を崩さずに対処できるのかが重要となります。
圧迫面接で緊張しないためにも、通常の面接と同様にシミュレーションしておくことをおすすめします。その際は質問に対して臨機応変に対応ができているか、悪い印象を与える表情や態度がでていないかなどを、家族や友人にチェックしてもらってください。