入試面接で気を付けるべきマナーとして、身だしなみ、言葉づかい、姿勢などが挙げられます。ここでは、入試面接で押さえておくべきマナーについて紹介します。
入試面接では、第一印象が非常に大切です。面接官によい印象をもってもらえるように清潔感のある身だしなみを心がけましょう。まず、丈や袖が長すぎたり短すぎたりしていないか、ボタンがきちんとついているかなど面接時に着る服の確認をしてください。また、髪型や髪色は落ち着きのあるものにしましょう。寝ぐせにも注意が必要です。そして手元や足元も面接で見られるポイントです。普段からアクセサリーを付けている場合は必ず外して、爪を短く切り整えます。当日に履いていく靴もキレイに磨いておきましょう。
面接では、言葉づかいや話し方もチェックされています。正しい敬語を使うように意識をして、面接の場に相応しくない言い回しや若者言葉は使わないように気を付けてください。また、面接官から質問されたときは、答える前に「はい」とはっきり返事をしましょう。そして、答える際もしっかり面接官を見て、はっきりした声で話すことを心がけてください。
面接中は、座っている姿勢にも気を付けなければなりません。椅子に座るときは、背もたれより拳1つ分ほど前に座り、背筋を伸ばした姿勢をキープしてください。質問を受けていると、つい受け答えに気をとられ姿勢が悪くなることがあります。椅子に浅く座ったり、反対に背もたれに寄り掛かったりすると姿勢が悪くなり、印象が悪くなってしまうのでやめましょう。
また、女性の場合は膝とかかとを揃え、足は真っ直ぐにして座ってください。男性の場合は膝頭は揃えずに、肩幅以内に足を開いて座りましょう。さらに、手を置く位置にも注意しましょう。女性であれば、膝よりもやや体に近い太ももの位置で手を重ねてください。男性であれば、手を軽く握って両膝に置きましょう。