指定校推薦の時期は、受ける大学や学部学科、入試の種類などによって異なります。一般的に指定校推薦の場合は、ほとんどの大学で一般入試より先に始まり、受験のピークは10~11月頃です。ここでは、指定校推薦の時期について詳しく説明します。
指定校推薦の募集は、一般的に6~8月頃に公開されます。そして、早くて7月頃から校内選考が始まり、9~10月までに推薦される生徒が決まります。希望する大学の指定校推薦の募集が公開されたら、担任の先生に指定校推薦を利用したいと伝えましょう。
指定校推薦の出願時期・試験時期は、大学によって異なります。一般的に10月から出願の受付が始まり、11月頃に試験が行われるという流れです。指定校推薦の合格発表は、11月の後半から12月頃にかけて行われます。そのため一般入試の大学受験よりも早めに合否がわかります。他の受験生よりも余裕をもって、入学準備をすることができるでしょう。
指定校推薦は、一般入試のように、1つの試験に全力を出すという方法では合格できません。受験シーズンだけでなく、高校3年間の積み重ねが重要となる受験方法です。指定校推薦は、まず、大学から指定校推薦の推薦枠を受け、高校側が校内で受験者を募集、そして校内選抜でふるいにかけるという流れです。選抜された生徒は、学校長の推薦を得て、出願することができます。推薦をもらうための選考基準は、入学から3年次の1学期までの成績が中心です。このほか、部活動、学校での生活態度などをみて、総合的な観点から評価されます。なので、遅刻や提出物の期限を守らないということは、選考でのマイナスポイントとなるのです。日頃から基本的な生活態度にも気を付けましょう。
指定校推薦は、志望大学の入学を目指す高校生にとって大きなチャンスです。そのため指定校推薦入試を狙うのであれば、早い段階から先生や学校へ意思表明しておき、募集時期や入試時期をしっかり確認しましょう。