よくある質問
専門学校について

認可校である専門学校と無認可校はどう違う?

専門学校はすべて認可校です。学校教育法に定められた一定の基準を満たし、都道府県知事が認可した学校のみが専門学校と名乗ることができます。ここでは、認可を受けた専門学校と無認可校の違いを説明します。

授業時間の違い

認可校の授業時間は、年間800時間以上、夜間は年間450時間以上と定められています。無認可校の場合では、学校やコースによって習得期間に違いがあり、3ヶ月や半年などでカリキュラムが修了する場合もあります。そのため認可校より学費も安く、短期間で取れる民間資格の講座などもあります。

入学資格の違い

認可を受けた専門学校の入学資格は、高校か高等専修学校(専修学校の高等課程)を卒業していることです。一方の無認可校では、学歴や年齢による入学資格を設けていないのが一般的です。

奨学金の違い

国が運営する「日本学生支援機構」等の、公的な奨学金を受けられるのは、認可校の学生に限られます。無認可校の学生は対象となりません。

施設の違い

認可を受けた専門学校では、専門分野ごとに明確な設置基準が定められ、自己所有の建物となっています。一方の無認可校は、自前の建物である必要はないため、アクセスの良い駅前のビルなどにテナントで開校することもあります。

卒業後の違い

2年制で総授業時間が1,700時間以上の認可校を卒業した場合、短大卒と同じ扱いになり、「専門士」の称号が得られます。しかし無認可校を卒業した場合は、正規の学歴としては認められず、履歴書などにも学歴としての記載ができません。つまり、高校を卒業後、無認可校に入学し卒業した場合の学歴は、「高卒」となるのです。また、2年制の認可校を修了し、所定の単位を取得していれば、4年制大学への編入ができます。しかし、無認可校では編入資格が得られないという違いもあるのです。

このように、認可校と無認可校では多くの違いがあります。学ぶ分野が同じであっても、無認可の学校を選ぶより、認可を受けた専門学校を選んだ方が、将来の選択肢が広がるのです。行きたい学校を見つけたら、その学校が本当に認可を受けているか、十分に確認しましょう。

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