推薦入試では、志望理由書を提出する必要があります。志望理由書とは、その名の通り、志望大学に入りたい理由を書き記した書類のことです。合格を勝ち取るためには、志望理由書に自分の強い気持ちを書いてアピールすることが大切です。ここでは、志望理由書を書く際に押さえておきたいポイントを紹介します。
志望理由書には、「どうしてこの大学に入りたいのか」、「入学したいと思ったきっかけ」を必ず書きましょう。また、その大学に入学するために努力したことや、積極的に取り組んだこと、その行動を根拠づける自分自身の考えなども書くことで、強く自己アピールすることができます。
入学を希望する動機を伝えたら、次に志望大学や学科のどこが魅力なのかを書きます。できるだけ具体的に書くことが大切です。パンフレットやホームページを利用して、その大学の情報を集めておきましょう。事前に志望大学のオープンキャンパスや見学に足を運んでおくと、内容に具体性を持たせることができるのでおすすめです。そして、実際に体験して感じたことや集めた資料などをもとに、その大学でしかできないことを自分なりにまとめて書いてみてください。
最後に、志望大学に入って学びたいことややりたいこと、大学を卒業した後の将来の展望などを書きましょう。ただ単に、学びたいことを並べるだけではなく、大学で学ぶことにより、どう将来に生かせるのか、説明することが大切です。
志望理由書を書く時に大切なことは、具体的に書くことです。当たり障りのない、誰でも書けるような内容になってしまうと、相手に自分の気持ちが伝わりません。そのため、志望理由書を書く前に、将来の夢や目標を達成するためのビジョンを明確にしておくといいでしょう。また、志望理由書を書き終わったら、担任の先生や保護者などに一度見せて、良い点や悪い点などを指摘してもらってください。