一日に複数のオープンキャンパスに参加することは可能です。何日かに分けてオープンキャンパスに行くことができない人にとっては、便利な方法です 。
オープンキャンパスに一日で複数校参加する場合には、メリットだけでなく、デメリットもあります。
オープンキャンパスの時間が重なっていなければ、スケジュールを立てて複数の学校を回ることができます。とくに高校2~3年生は外出するよりも勉強の時間を取りたいと思う人もいます 。そういった方にとって、複数校のオープンキャンパスを一日で回ることが できるのは、大きなメリットです。
また一日で複数のオープンキャンパスに参加することによって、各学校の大まかな雰囲気をその日のうちに比較・検討することができます。オープンキャンパスの参加を数日に分けると、どうしても学校への印象が薄れてしまいますが、一日で回ればそのような事は起こりにくくなります。
一日に何校か訪れると、オープンキャンパスのすべてのプログラムに参加することが難しくなります。短時間で各学校を見るだけでは、学校ごとの特徴を細部まで見極められず、入学後に「思っていた大学のイメージと違った」ということも起こり得ます。もしも希望する大学を絞っているのなら、複数校ではなくじっくりと1校を見るのがよいでしょう。
遠方からオープンキャンパスに参加する人は、興味のある大学を一日では回りきれず、日程が複数日にわたることもあるはずです。このような時には、遠方から参加する人のために学校側が用意する、交通費や宿泊費などの補助制度を探してみてください。
大学生になると一日の大半をキャンパス内で過ごすことが多くなります。大学の雰囲気が自分に合っているか、合っていない かはよりよいキャンパスライフを送るうえでとても重要になってきます。ぜひ上記で紹介してきた点を意識しながら、オープンキャンパスに参加して、自分に合った学校探しをしてください。