オープンキャンパスには、基本的に行くべき時期というのはありません。開催していればいつ行っても問題ありませんが、学校によって実施期間が異なるので参加したいオープンキャンパスの予定を確認しておきましょう。またオープンキャンパスの内容は季節によって変わってきます。ここでは一般的な特徴を紹介しますので、参加するときの参考にしてください。
夏はいちばん多くのオープンキャンパスが開催される季節です。開催数が多いため、学生はいくつかのオープンキャンパスを回ってそれぞれを比べられる点がポイントです。どうして夏に行われることが多いかというと、夏休みがあり、高校生と学校の都合がちょうど合う時期だからです。そのため夏休みには、高校生を対象にしたイベントがあちこちの学校で数多く行われているのです。
学校の中には、夏季しかオープンキャンパスを開催しない学校もあります。特に国立大学や一部の私立大学にその傾向があるので、参加したいオープンキャンパスの情報は事前にしっかりチェックしましょう。
オープンキャンパスの開催数が多いのは、夏に続いて秋となります。なぜなら学園祭とオープンキャンパスが同時開催されることが多いためです。大学や専門学校の学園祭は規模が大きく本格的で、有名人がゲストに来ることも珍しくありません。それぞれの学校の校風が強く出るイベントなので、いくつかの学校の学園祭巡りをしても楽しいですよ。
冬から春にかけては入試・入学シーズンのため、オープンキャンパスを開催する学校の数は少なくなります。ゴールデンウィーク中はやや増えますが、行きたい学校のオープンキャンパスが開催されるとは限らないので注意しましょう。もちろん季節に関係なく高校生向けのイベントを行っている学校もあります。冬から春は参加希望者の少ない時期になりますので、もしも志望している学校がオープンキャンパスを開催しているなら、ゆっくり見学したい人には狙い目です。
複数の時期や学校のオープンキャンパスを比較することで、大学や専門学校について多くの情報を得ることができます。オープンキャンパスへ参加した際は、比較したいポイントをしっかりと持っておくことでより充実した見学ができるでしょう。