大学入試に大学入学共通テストを利用する場合、大学入学共通テストの受験料が必要です。大学入学共通テストの成績開示を行う際も、手数料がかかります。ここでは、大学入学共通テストの受験料や支払い方について解説しています。
大学入学共通テストの受験料は、受験する教科数によって異なります。3教科以上を受験する場合は、18,000円、2教科以下の場合は12,000円です。これらの受験料は、出願の際に金融機関で払い込みます。ちなみに、大学入学共通テストの成績開示を希望する場合は、受験教科数に関係なく、800円の手数料が必要になります。この手数料も、出願時に受験料と一緒に支払います。2021年度は、センター試験と同額に据え置かれている。
大学入学共通テストの教科には、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6つがあります。ただし、地理歴史と公民は、2つで1教科となるため注意が必要です。例えば、地理歴史から「世界史B」、公民から「現代社会」の2つを受験したとしても、受験教科は1教科と数えるのです。
志望大学によって、大学入学共通テストで受験が必要な科目数が異なるため、受験料も異なります。しかし、ほとんどの国公立大学では5教科以上の受験を貸しているため、国公立大学を志願する受験生であれば受験料が18,000円となるのが一般的です。私立大学の中には、2教科以下の受験で合格できる大学もありますが、3教科以上の受験を課す私立大学や、国公立大学と併願する場合、18,000円の受験料が必要です。
大学入学共通テストの受験料は、受験案内に添付されている払込書を使用して、ゆうちょ銀行・郵便局、または払込書の裏面に記載されている銀行で支払います。受付局の日付印が必要になるため、ATM(現金自動預払機)は利用せず、必ず窓口で支払いをしましょう。払込書は4種類あり、自分の検定料に合ったものを使用します。払込書には、住所・氏名・電話番号の記入が必要です。また、ゆうちょ銀行以外の銀行で支払う場合、振込先欄に銀行名、支店名、口座番号を記入します。