私立大や専門学校の総合型選抜は6月~12月頃にかけて実施され、国公立大では9月~2月頃となっています。ただし、複数回に分けて募集を行うところがあるため、総合型選抜の時期や期間は、学校によってばらつきがあります。
総合型選抜の時期は、推薦入試や一般入試よりも早く実施されることが多く、6月からエントリーを開始します。エントリーとは「総合型選抜を受けるための手続き」としてエントリーシートを提出することです。主な私立大や専門学校ではエントリーが必要になるため、事前に情報確認をしておきましょう。
総合型選抜の時期は、国公立大、私立大、専門学校で違いがありますので、以下に主な時期と合格までの流れをご紹介します。
私立大や専門学校の総合型選抜は、6月~9月頃にエントリーを行います。面談や試験は、7月~9月のオープンキャンパスと同じ時期になり、合格発表や出願時期は8月~12月頃です。一部私立大や専門学校は、2月まで募集を行っているため、エントリーの日によっては卒業間際で合否が決まることがあります。
国公立大の総合型選抜は、9月~2月にかけて実施されます。私立大や専門学校と違い、国公立大ではエントリーを行いません。そのため9月~1月に出願書や課題を提出し、11月頃から選考期間が始まります。国公立大の総合型選抜は、センター試験の成績を選考基準にしている学校もあるので、12月~2月に順次合格発表されるといった日程です。
総合型選抜で出願するために、オープンキャンパスに参加した経験が必要な場合があります。学校によってオープンキャンパスに参加したときの受付番号や、感想文の提出が出願条件の場合があるため確認が必要です。総合型選抜を受けるのであれば、志望する大学のオープンキャンパスに参加して学校説明や模擬授業を受けましょう。
総合型選抜の正確な日程を知るには、志望する大学のホームページやパンフレットで確認するようにしてください。