基本的に、高校生であれば誰でもオープンキャンパスに参加することは可能です。
1年生からオープンキャンパスに参加するメリットは、受験本番までに多くの学校をじっくりと比較できることにあります。1年生ではまだ進路が決まっていない人も多いので、オープンキャンパスを進路選びの足掛かりとするとよいでしょう。
そして1年生からオープンキャンパスに参加し、進みたい進路がつかめてくると、おのずと勉強に対する意欲も向上します。1年生のうちは「こんな大学に行きたい」、「大学でこんな研究がしてみたい」など、大まかでもいいので目標を持つことが必要です。
1年生でオープンキャンパスに参加する人は、以下の3点に注目してみよう。
キャンパス全体はもちろん、図書館、食堂、教室、運動場、研究室なども見学が可能です。キャンパス以外の設備を見ることで、その大学に入ったらどのような学生生活を送るのか、具体的なイメージが湧くようになります。
大学は学部によって受講できる学科が違いますので、その大学にどのような学部があるのか、そこでどのような勉強ができるのか知っておくことも大切です。受験が近づいたときに、学部選びの参考にもなります。
オープンキャンパスでは、その大学に通っている先輩と直接話ができます。先輩がどのような学生生活を送っているのか、高校1年生のときは何をしていたのかなどを質問して、先輩と話せる貴重な機会を有効に活用してくださいね。
他にも受験対策の講座を開いてくれる大学もあります。1年生は高校の勉強を始めたばかりで、受験対策については分かりづらい部分もあるでしょうが、後々役立つことと捉えて漏らさず聞いておくようにしましょう。
まずは1年生で大まかな雰囲気をつかみ、大学のイメージを膨らませます。2・3年生になってオープンキャンパスに参加したときに、改めて具体的な勉強内容や受験対策についての情報を得るというように段階を踏むのがおすすめです。3年生になってから慌てないためにも、上記を参考にしつつ、1年生のうちから少しずつでも大学について情報を集めておきましょう。