大学と専門学校の両方に通うことは可能です。大学で様々な知識を学びつつ、同時に専門学校で専門知識を学ぶ、「ダブルスクール」という方法があります。ここではダブルスクールについて、詳しく紹介します。
ダブルスクールとは、昼間は大学に行き、夜間は専門学校に通うといったように、異なる2つの学校に通って勉強することを意味します。しかし近年では、昼間に専門学校に行き、夜は大学に通うというケースも増えています。
ダブルスクールをするメリットは、大学だけでは学べないことを専門学校で補えることです。大学では一般教養などを含む幅広い学問を、専門学校では職業に役立つ専門知識や実践的な技術を学ぶことができます。また、難関資格や国家資格を取得するために、その資格に特化した専門学校に通って合格を目指すといったことも可能です。専門学校では、資格取得のために、必要な部分のみに焦点を置いた授業を受けられるため、効率よく資格勉強に励むことができます。
ダブルスクールのデメリットとして、金銭的な負担が大きくなることや、時間に余裕がなくなるということが挙げられます。ダブルスクールは同時に2つの学校に通わなければなりません。その分、学費も必要になります。1つの学校に通う時と比べると、金銭的な負担はどうしても大きくなってしまうのです。また、ダブルスクールをすることで、自分の学びたい勉強はできても、プライベートな時間が減るというデメリットがあります。2つの学校に通うことで、覚えなければならないことも増えます。そんな中、サークル活動や部活動など、ほかにもやりたいことがあった場合、どちらかを諦めなければならないこともあるのです。
このように、ダブルスクールにはメリットとデメリットがあります。まずは自分の将来のために本当にダブルスクールをするメリットがあるのかをじっくり検討しましょう。